【Spine】2Dアニメーションソフトのオススメ使い方

spineの使用法を、現役アニメーターが初歩から応用までまるっと解説

Spineの基本:「ボーン」「スロット」「アタッチメント」を使って絵を動かす

Spineの基本:どうやって絵を動かすの?

Spineは、2Dの絵をアニメーションさせる事ができるソフトです。

用意したイラストに「ボーン」という自由に動く骨を設定することで、絵を動かします。この絵を動かせるように設定していく作業をセットアップと言います。

 

セットアップの3つの要素「ボーン・スロット・アタッチメント」

Spineでは「ボーン」「スロット」「アタッチメント」を設定していくことで、キャラクターが走り回ったり、武器を振ったりなどのアニメーションを作っていきます。

 

ボーン」はイラストを動かすための骨です。

アタッチメント」は動かしたい画像そのものです。

スロット」はアタッチメントを入れるための入れ物と思ってください。

 

上の画像のように、ボーンにスロットがくっついていて、スロットのなかにアタッチメント(画像)が入っているという仕組みになっています。

 

ボーン

文字通り「骨」で、移動したり回転・拡大縮小といったアニメーションをつけることができます。

スロット

アタッチメント(画像)を入れる入れ物です。ボーンにくっついています。画像の表示順序…つまりどの画像を前面に表示するかを設定したり、画像の透明度を変更したり、中にある複数のアタッチメントのどれを表示するかを切り替えたりなど、さまざまな機能を持っています。

アタッチメント

イラストや画像そのものです。表示・非表示を切り替えられるほか、「メッシュ」と呼ばれるより柔軟に画像を動かすための設定をすることができます。